脳科学者の池谷裕二博士は、「多様性を失った種は滅びる」と警告しています。
また、「たとえば学校の勉強では、うまく可塑性を発揮できる生徒たちが、受験戦争で勝ち残っていく。でも、もっと進化していくと、可塑性の価値は暴落し、生まれつき優秀な遺伝子の集団だけが残るようになる。結局均一の遺伝集団になってしまう。そうなればヒトという種の終焉が近づく」(『単純な脳、複雑な「私」』池谷裕二著335ページ)講談社)としています。
『自然系の畑から観えてくる私たちの楽な生き方』
この動画では、自然系の畑(自然農、自然農法、自然栽培などの無農薬、自然なんちゃら系)の「多様性」をカギにして、私たちの生き方を観ました。
1.なぜ多様性が楽・幸せになる?

人は、自分が信じたものを核にして、これをフィルターや「ふるい」として使い、世の中や物事を見聞して解釈、分別しています。
私たちが苦しくなるのは、何かしらの認知の歪みがあることが要因になっています。解釈や判断を入れず、ものごとを中立(中庸)、ナチュラルに観ることができれば、悟りの境地(極楽浄土)です。
というのは、一般的に私たちは、こう言えます。
・けれど人間が、信念バイアスに基づいて意味付けをし、自分で自分を縛っていると言えるからです。
ではどこに縛り付けているのかと言えば、「プラトンの洞窟」の影だけを見続けている場所です。

2.苦しみの大元は二元論
そこで私たちのこの思考の核になるのが「信念バイアス」で、その中でも一番強力なのが「善か悪か」の二元論だったんです。上の図では、信念バイアスが多く起きている世界として
- 常識(これが最も広く浸透している)
- 宗教
- スピリチュアル
- 陰謀論
を挙げてみました(それらの全てが二元論ということではなく、残さなければならないものもたくさんあります)。
この中でも最もなじみのある「常識」は、それを言い出した人、多くの人が賛同したもの、それを自己の利益のために利用しようとした人が【多数派、マジョリティ】となって、こうした画一的な基準、ルール、暗黙の了解を作ったんですね。
その代表が「単一化、モノカルチャー」です。
その基準に見合ったものが「善」であり、見合わないものは「悪」とみなしました。それは、常識以外の信念バイアス、「宗教」「スピリチュアル」「陰謀論」でも同じことですね。
だから
- ちょっとでも基準や他の人と違うと苦しくなる
- それに心から従えないと苦しい
- みんなに合わせなきゃいけないのに合わせられないという葛藤が「うつ病」などにつながっていく
というようになると考えられます。ところが
- 発達障害という「人と違う」人の増加
- LGBTなどの「人と違う」人の増加
- 自然農法を通して管理社会から抜けて、自由な生き方をするような「人と違う」生き方をする人の増加
などによって、世界は大きく変革しました。それを後押ししたのがコロナです。コロナは茶番だと笑っていませんか?起きる出来事にはしっかりと役割があるのです。もちろん亡くなった人は亡くなるのが役割だとか当然だとか、その方の問題だというような意味ではありません。少しでも早く終息を願うなら、苦しむ人を少しでも減らしたいからこそ、こうやってコロナの役割を見ていくのです。
3.コロナで加速する未来
コロナでより一層、今までの「単一」が受け入れられなくなってきたんですね。もう、単一、誰かが決めた生き方が通らない世界に変わっています。
自然系の農法自体は多様性そのものです。多様性そのものである自然界の模倣ですから。模倣をして小宇宙を創るんです。
この宇宙で人間だけが「単一」の世界を生きてきたんです。実に不自然です。不自然ということは、時がくれば必ず正されるということです。
無農薬、無肥料栽培家の岡本よりたかさんは「種は記憶する」と教えてくれますが、私はもっとミクロな次元から記憶が起きていると感じています(「無」もこの宇宙も同じ素粒子でできている)。
一般的な農法(慣行農法、化学農薬や化学肥料を使用する)も単一栽培です。例えばトマト農家さんなら、トマトだけが一面に植わっています。本来は生息するべき多様な雑草を抜いてしまい、それで微生物が単一化しています。なので連作障害が出やすいのです。自然界では、草などが生えていない場所は砂漠だけです。命が宿らない砂漠、それが戦後の日本の農地です。
草や虫を「信念バイアス(「草や虫は野菜の敵である」)の結果、本来の自然界の多様性を否定し、「邪魔なもの」を排除した結果、思考停止や障害(障害者のことではないですよ)が多く発生しています。
そして最も問題なのは、それを食べ続けた人間も同じになったということです!人間は、食べたものでできていますからね。何を食べるかで体が変わります。そんな脳が思考を作り出し、思考があなたの人生や未来を創っています。
を私は考えています。日本人の「思考停止」はかなり以前から指摘されていますが、特に戦後、顕著になったのではないでしょうか。これもGHQの3S政策の影響なのかもしれませんね。
こんなふうに、どんどんとこの世界は収縮しました。エネルギーはもう極まで収縮したのだと思います。そして陰極まって陽と転じたんでしょうね。
この泥の中から出でたハスの花(光)は、あっという間に世界を大きく変えていきます。ところでこの「多様性」というものはご存じのとおり、SDGsのキーワードになっています。

「SDGsやムーンショット目標は闇の計画だぞって思った人、それも信念バイアスだね!
じゃあ、SDGsはいつから?っていうと、
なのだそうです。2001年からもうこういう考え方がこの地球では始まっていたということですね。
宇宙は全て完璧に様々なものを用意してくれています。多様性を受け入れるということは、これまでの生き方にピリオドを打って、自分と他者が自分を受け入れるということ。あなたとみんなに優しい社会です。
今、コロナで「会社」に隷属して生きていくという単一社会も終わりを遂げようとしています。
4.自由な未来を創ろう!
次にやってくるのは自由な世界です。でも
「今」自分自身を向き合うのを恐れ、自分から逃げていては先へ進めない。
利息がどんどんついていくんです。
苦しいという感覚が自覚されていない人は、恐怖心から見ないように「苦しい」感覚を押込めています。苦しいという自覚さえなく、パッと見では本当に幸せそうに暮らしています(本心を無視している状態)。
でもいつか強制的な取り立て(強制執行)がやってくるのです。それは他の誰かからされるのではなく、自分自身がそうします。
これは、あなたを苦しめた加害者を正当化しているわけではないのです。でも、どんな酷いことを誰かからされて傷だらけになったとしても、その人生を生きていくのはあなたしかいないのです。あなたの代わりにあなたの人生を生きてくれる人はいない、だからこそのお話です。
あなたはあなたを幸せにしてあげましょうね。もし、ご家族に悲しい出来事があって亡くなった場合でも、故人はもう、死と共に幸せになっています。だから大丈夫です。あなたが幸せに生きていくことが故人のためにも他のご家族のためにもなります。
そして、
いつか確実に終わる「今」という一瞬を、「今日」という日を、与えられた残りの命を精一杯生きて輝かせてください!
幸せになりたいあなたを心から応援します!最後までお読みくださり本当にありがとうございました。あなたの癒しと極楽浄土をいつもいつもお祈りしています。
またね!
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