体が硬い人はあらゆるデメリットがあります。怪我をしやすい、疲れやすい、内臓に負担をかけやすいなど。凝ってしまう原因は、過労、同じ姿勢、頑張りすぎなどの他、体の使い方のクセがありますよね。

心も凝っている?
同様に、心も凝っている人が多いと思います。心は脳が作るから、心が凝っている人は脳も凝っていると思います。原因はやはり、脳や体の酷使、衝撃的な体験(虐待、イジメ、事故など)のほか、心(脳)の使い方のクセだと思います。
脳の使い方のクセ
脳の使い方のクセと言えば、【認知バイアス】、【認知の歪み】などが有名です。薬物療法よりも効果を上げるとも言われている認知行動療法が有効なのは、誤った使い方をしたクセを治していくから。
【認知バイアス】【認知の歪み】を治すだけでかなり人生が楽になるのですが、ここではもう少し掘り下げて、特に日本人に表れやすいもの、人間の根本的なものを取り挙げます。
日本人の異常な恐怖心
それはズバリ恐怖心です。恐怖心があるからこの壊れやすい人体を維持できているのですが、日本人はとかく恐怖心に支配されがち。
コロナで指摘された【同調圧力】【マスクを外したいのに外せない】【ワクチンを打ちたくないのに打たないと嫌がらせをされる】というのも、過剰なお客様サービスを要求する(カスタマーハラスメント=カスハラ)のも、それで仕事がどんどんキツくなるのも、おかしな敬語がまん延しているのも、全てが日本人特有の強い恐怖心です。
日本人をガラパゴス化していた理由はなくなる
島国だから仕方ないと思うかもしれませんが、AI翻訳、通訳の進化などにより、徐々に言語や物理的な閉鎖性(他国との往来)はあまりなくなり、ガラパコスと言われる状態【分断】も解消しつつあります。
もう「日本人だから仕方ない」ということはあまりなくなってきているのです。
日本人の不幸はこれが原因
恐怖心は交感神経を優位にして心を固くして、戦闘体制に入り、体も硬くします。小さい物事に敏感に反応し、周りが気になって仕方がありません。ちょっとでも違うことをやっている人がいると目立って攻撃されてしまうので、叩いて潰します。
指揮命令系統などの管理体制がしっかりしていないと、統率が取れずに攻撃に耐えられないので、上下関係をハッキリさせ、忠誠を誓わせ、よそに行かないように囲います。

これは、管理される人からしたら窮屈であるものの、1人だけでは防御も難しいので、大勢と連なり、みんなと同じ服を着て、同じヘアスタイルをして、同じような言葉遣いをして、外へ出ないように団結し、上の立場の人に守ってもらいます。

水で言えば、自由に動ける気体になると自分で考えて自分で行動しなければならないので、氷になって団結し、周りと守り合っている状態です。どうですか?まるで日本人そのものではないですか?
気体になれない日本人

本当はいつでも気体になれるのに、恐怖心が強いため、外敵がいなくなった今も皆んなで群れて氷のままでいるのに、文句を言いがちなのも日本人の特徴です。
例えば自営業や会社経営ができないから会社に雇われている(それを望んでいる)のに、「雇われるのは嫌だ、上下関係が激しい、ルールが厳しい」などといつも不満をこぼしてしまいます。それならば、気体になるように、自分で経営すればいいのです。でもできない。怖いからです。怖くてできないのが分かっているから、自分に腹が立っています。でも自分に怒りを向けてももっとイライラするだけだから、会社のせいにして文句を言い続けるのです。
怒りは自分に向けられている
怒りは常に自分自身へ向けられている。これは私の経験です。もちろん理不尽なことをしている人に対しては注意したり、それをやめさせたりもしますが、そういう特有の原因がないのにイライラして仕方ない場合は、ほぼ自分自身に腹が立っている時が多かったです。
犯罪被害に遭った自分を赦せない
それは、何かの被害者になった時も同じでした。毒親 、DV以外にもいくつもの犯罪被害に遭いましたが、相手に怒っているというよりも、被害に遭うほどに無力だった自分に腹が立っているのでした。そんな場所へ行った自分、そのタイミングでそこにいた自分。赦せない要素ばかりです。自分でなく家族がそういう被害に遭ったとしても同じです。防げなかった自分の無力さ、愚かさに腹が立つのです。
加害者から謝罪や賠償金があった時に怒りが少し和らぐのも、「自分は無力でも仕方なかった」のだと思えたからです。
つまり、いつもこのブログで書くとおり、ラスボスは自分自身です。
弱い自分を赦せない
何があってもすぐに自分を赦せる人は、いつまでも怒りを引きずりません。「いやいや、あいつは自分に甘く、他人に厳しいから、いつも自分はすぐに赦すが、他人は赦さないのだ」という人もいるかもしれませんが、その根本も恐怖心です。恐怖心で自分を守る気持ちが逆さまに見えるだけです。だから本当は弱い自分、恐怖心の塊の自分を赦せていないのだと思います。
「赦しは自分のため」って本当?
よく言われることですが、誰か加害者を赦すということは、自分自身を赦すということです。だから赦しは相手のためでもありますが、何よりも被害者本人のためなのです。これは本当です。たくさんの復讐をしてきた私が言うのだから、少なくとも私にとってはそのとおりでした。
世の中は良くなった
理不尽な要求を繰り返すお客さんから精神的苦痛を受けた場合に、労災が認められるようになりました。カスタマーハラスメントとして「嫌がらせ認定」されるようになったのです。仕事だからといってどんな不条理なことにも耐えなければならないなんてことはなくなったのです。世の中は変わってきています。
会社内でも、終身雇用がなくなり、氷でいられる機会も減りました。今は、法規制も厳しくなり、無料でお手伝いをしてくれたり、食事を分けてくれるサービスもあります。行政サービス、地域コミュニティもかなり良くなっています。
ベーシックインカムがあなたを守る?
国債ではなく政府通貨(紙幣)を発行して、無条件で毎月定額が受け取れるベーシックインカム実現も可能だという説もあります。ただ、現時点ですぐに政府通貨を発行しても難しいとは思いますが。政府通貨に反対している人は、古い価値観や体制を維持することが目的になっている人のように感じます。たしかにそれでは政府通貨は打開策にはならないし、反対するしかないものかと思います。
また、何かの怪しい話だと勘違いしたり、これまでのように国債発行をして行うベーシックインカムと混同して受け入れようとしない人が多いのも事実ですが、それも心(脳)の凝りがもたらす弊害です。
どっちみちですが、今の通貨制度ではもうほぼ解決法がないわけです。【借金でお金を発行する】というような、新手の錬金術まがいの矛盾を抱えたままで国を維持していくことはできないでしょう。MMT理論で国債を発行し続けても、一時的にはよくても根本解決にはならないのです。
でも、もう少し柔軟に、頭の中を空っぽにして根本から見直していくと、「あれ?手段が目的化していない?」「なんかそもそもおかしくない?」っていうことに気づくと思います(実はほとんどの人が気づいていてそれを疑問に思っています)。まるで集団催眠から目覚めたように、ハッとするかもしれません。
とはいえ、まだ一部ではありますが、お金への執着が減ったり、「拝金主義」などと笑いとばす時代にはなりました。私が子供の頃には考えられないほどに世の中はとても良くなったのです。
「あれ?なんか本当は大丈夫なんじゃない?」そんな人が少しずつでも増えれば、本当は大丈夫なのです。
液体になって自由に流れていこう

もうそんなに我慢を続けて自分や家族を守らなくてもいいのです。あなたができなければ他の人にやってもらえばいいのです。「できない」自分のままで、お願いしてもいいのです。弱い自分、できない自分、出っ張ったり凹んでいる自分を認めれば、いきなり気体にならなくても、液体(水)になって流れていけます。同じところにとどまらないでもいい時代になったのです。これを続けていけば、いずれ気体になって上昇し、好きなところへ飛んでいけるようになります。それは、心の面でも物理的にも。

柔らかい体は柔らかい心を作ります。柔らかい心は柔らかい体を作ります。心身ともに柳のように柔らかく、折れないように、しなやかに。そうしたら体も心も怪我をしにくくなるでしょう!


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