旧統一教会による洗脳は日本の社会問題になってずいぶんと時間が経ちましたが、洗脳は宗教だけではありません。
宗教に並び、陰謀論、スピリチュアルも同じなのです。現代の3大洗脳とも言える世界にこの思考停止が起きています。もう一つ足せば、常識というものも洗脳のうちの1つです。それを図解してみます。
「常識とは 18 歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。」
アルベルト・アインシュタイン

上の図は、太陰太極図に2つの星印を加えたものです。今、私たちは、この図を立体的に見ているので、白い勾玉の形の部分も黒い部分も、それらの中にもさらに白と黒の⚫︎があることも、2つの星があることもすべて見えています。でももし、この平面図の中に迷い込んでしまったら?
その迷い込んだ場所を黄色い星の位置だとしましょう。勾玉の白い形内が自分の知っている世界なので、その世界だけを移動します。それは脳の働き、コンフォートゾーンにより、自分の心地よいゾーンからは出ない仕組みになっているからです。
その白い勾玉形の中では、あちこち移動してもほとんどが白いでしょう。そのうちに黒い⚫︎の場所へ着いたら迷子になったと勘違いするかもしれません。まだ自分が白い勾玉の形内にいるとは気づかないもの。
それは、反対に、黒い勾玉の形内にも言えます。ピンク色の星の位置に入り込んだたら、世の中は闇だらけだと嘆くのです。そして、その中に存在する白い⚫︎印に気づかないでしょう。
人間の二元思考
そして、2つの星は、勾玉が白いか黒いかで論争を始めます。黄色い星の位置に入った人は勾玉は白いと言い、ピンク色の色の位置に入った人は黒いと言います。白い勾玉の中に黒い場所があることも、黒い勾玉の中に白い場所があることも認めようとはしないでしょう。それもコンフォートゾーンの働きによるものです。自分が一度信じた考えを変えることは難しいのです【認知の歪み、信念バイアス】
今の私たちは3次元に住んでいるので、立体的にものを見たり考えることで答えや解決法を見つけることができています。でも、先ほどの話のように、次元を落とせば、ずっと平面移動しているだけで、答えは見つかりません。
私が考えている思考停止とは、この平面的な思考のことです。言い換えれば、
2次元思考、「どっちか」思考(白か黒か、光か闇か、ゼロか100かなど)、デセンション(次元下降)思考、二元思考とも。また、洗脳や思い込みでもあり、その時に勢力が強いものに流される人が多いのもあります。たまたま自分の信念に合致することを言う人がいたら、その人の言葉を盲信します。チラッと疑う気持ちが出てきても、自分で考え、判断することを避けてしまいがちです。そんな時、その人に騙されたと後で思うことがありますが、それは反対です。自分が信じたいからその人を利用しているのです。
いずれにしても、こうした脳のバグ(反対に言えばホメオスタシスとも言える)により、誰かの言葉をただ盲信してしまい、全体像が見えなくなったり、それをSNSで拡散してしまっていることがとても多いです。
盲信している時には気づかない
それまで信じたことが間違っていたと認めるのは、とても勇気がいります。誤って伝えてしまった誰かに謝罪しなければならないのならばなおさらです。私もそんなことがたくさんありましたが、許してもらえたのかどうかはわかりません。まだ私のことを恨んでいるのかもしれません。ただ、その時はそれが真実だと思い込んでいたので余計に厄介です。
勾玉内の平面移動のように、脳の働きが弱っているときには、立体的にものを考えることができず、人の話にも素直に耳を傾けられず、つい、自分が信じたものに固執してしまいがちです。その状態は、『初恋の悪魔』で有名になった、マーヤーのヴェールに覆われた状態、あるいはプラトンの『洞窟の比喩』状態とも言えるでしょう。
マーヤーのヴェールとは、「現実に囚われていると本質を見えなくなる」ということ
アルトゥル・ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』

解決法
でも、ちょっとひと息入れると、ハッと気づくことがあるでしょう。その時は、3次元思考に戻っている時だと思います。音、臭い、光などの刺激を避け、静かに座る時、あるいは目の前のことに心を込めて丁寧に専念する時、マーヤーのヴェールは落ち、プラトンの洞窟の外に出るのだと思います。それは、本当は誰でも知っている、ごくごく簡単なことなのです。
他にも、コロナで黙食が推奨されましたが、静かに食事をとっている時、その食事を作ってくれた人だけでなく、運んでくれた人、売ってくれた人、育ててくれた人、大地、自然界のシステムすべてに感謝が湧いてきて、3次元思考に戻る瞬間がやってくるのです。


コメント