ビルゲイツなどが提唱しているとされている「人口削減」計画。その理由と真実性を検証します。
今の地球のキャパシティに対し、今の人口は多すぎると言われています。これはビルゲイツだけでなく、各分野の学者たちも指摘するところです。もちろん、彼らがビルゲイツの仲間だということではありません。
私たちの欲望
私たちは、便利で快適な生活を望んでいます。もちろん私もそれに越したことはないと思っています。でも、それが原因で地球を破滅させてしまうまでになってしまったら?
人間の欲望にはキリがありません。お釈迦様は飽くなき欲望を「煩悩」といい、それを鎮めるように教えてくれました。大みそかにつく除夜の鐘の108つは煩悩の数とされています。
心を鎮めて平和に満たされたとき、引き寄せるべきものは何もなく、すでに「満たされていた」ことを感じます。引き寄せよう、手に入れようと思えば思うほどに執着になってしまって手に入らないものです。
スピリチュアルとはこうしたことに気づき、「真我」に帰っていくこととも言えるわけですから、引き寄せの法則は、スピリチュアルとは正反対のベクトルに向かっていることに気づくでしょう。

でも今はまだ、「不足感」にとりこまれ、あれもほしい、これもほしいと「足りない」ことにばかり目を向けてしまう人が多いのではないでしょうか。もちろん、夢や希望を持つことは人にとって大切なことです。でも、身の丈という言葉があるように、私たち一人が一日に食べられる量はそう多くはないし、使える施設も限られています。体はまだ1つしかないのだから、布団もベッドも一度に何セットも使えません。履けるパンツも1枚だけです(冬は重ねばきをするかな)。
新しいものをおいかけなくても、十分に使えるものがそこにあり、用途は満たせます。
でもなぜか「消費」をすることが快楽に感じ、次から次へと欲しいものをおいかけてしまうのです。
地球の現状(エコロジカルフットプリントとビルゲイツの人口削減)
他の記事でも何度も引用していますが、今の日本人の生活レベルは地球2.8個分です。アメリカはもっと大きいです。




もちろん、今の生活レベルを改めれば今の人口でも地球は許容可能なのかもしれません。
でも、日本人のように地球が元々持っている生産量(キャパシティ)の2.8倍にもなる消費を続けていては、地球はもちません。一番の環境負荷は食料(食糧)生産とその運搬です。
今の生活レベルを変えずに人口を3分の1にするのか、それとも誰も死なせないでみんなで生活レベルを3分のにするのか、この「どっち?」の選択しかありません。
人が亡くなっていくときは、弱い立場にある人からです。たとえば、生活保護を断られた、生活苦で誰も頼れずにひとりで亡くなっていく、精神的に誰も頼りにできずに追い詰められるといったように。
ビルゲイツのせいだと言っている人たちは、たまにはラーメンなどの外食ができたり、SNSでそういうことを発信するだけの力があるでしょう。でも、私たちの「犠牲」になる人々には、そうした力はもはや残されていないのではないでしょうか。
私たちは、もっともっと弱い立場にある人々のことを考えなければならないのではないでしょうか。ディープステートのせいだとすれば話は簡単です。でも、そのディープステートを支えているのは他ならない私たち自身です。
なぜなら、「善悪の二元思考」や「強い分離感」こそが彼らのエネルギー源であり、それを唱える人々が支持層になっているわけですから。
人口削減をとめるには
今の人口であっても、環境負荷の小さい生活を送れば、地球は許容できます。
そうすれば、彼ら(支配者層やディープステート)の計画は不要になってくるでしょう。地球が安泰なくらいに人間が変われば、彼らも役割を終えて消えていきます。
では、どうしたら環境負荷を小さくすることができるのでしょうか。そこはSDGsが最もわかりやすいかと思います。もちろん、SDGsも完全ではないし、あれ?と思うものもあります。SDGsを闇の計画だと思う人も、ちょっと読んでみてください。でも、地球人全員に伝え、取り組む計画としての目安になります。
外務省SDGsパンフレット
飢餓、不平等、暴力、差別をなくし、地球環境を守ろうというのがSDGsです。素直にそのまま読めば、そのまま平和な世界です。これを裏読みすれば、誰かが想像する怖い世界になるのかもしれませんが、私はそうは思いません。そして、未来は自分が選択したとおりになるということです。ならば、あなたはどっちを選びますか?
人口減は自然減でもある
今の人口は、明治維新以降、特に戦後、爆発的に増えたものです。
人口爆発は自然に起きました。その方々もいずれ自然に寿命を迎えます。それが今起きている「大量死」という現象です。これは誰にもとめることはできません。
生きている私たちはどうする?
ここからが本題です。
冒頭でもお話したとおり、私たちは、欲に任せて、自然に生産できる範囲を大きく超えて消費をする生活を送ってきました。
地球に合わせた生活とは、自然の摂理に則って生産されたものを食べ、使い、生きていくことです。
旬のものを食べ、残渣や生ごみなどは畑に返し、よけいな手出しをせずに自然界を尊重します。
雑草を必要以上に刈ったりしなければ土壌は壊れません。農薬で虫や微生物を殺さなければ、無肥料栽培も可能です。
でも、もっと稼ぎたい、もっと収穫したい、他の時期でも収穫したい、もっと大きくしたい、そういうエゴが人工的な悪循環ループに連れていってくれました。
大量に作付け、収穫するためにトラクターが必要になりました。化学肥料、大量の有機肥料を使うことやハウス栽培で作物が病気がちになり、農薬が必要になりました。農薬を使うことで微生物が死滅し、虫も減り、ミネラルバランスが崩れたのでミネラルを含む肥料が必要になりました。ミネラルを与えるために大量の水が必要になりました。
こうした大量生産のための特殊な「種(F1や遺伝子組み換えなど)」が必要になりました。
ハウス栽培のために灯油などもたくさん使うようになりました。
人手もそれに合わせて必要になりました。でも日本人で農業に携わろうとする人は多くなく、外国人研修生を頼っていました。
そんなときにコロナとロシアのウクライナ侵攻です。外国人はお手伝いができなくなったり、ガスなどの燃料だけでなく資材、肥料、設備の備品などのあらゆるものが値上がりをしてしまい、これまでよりも農業経営がとても厳しくなっているようです。
それに加え、高齢化した農家さんが大量に離農していく時代に入りました。
お金を出せば変えると思っていた食べ物が、今後はお金を出しても買えない時代になっていきます。
就活だ、婚活だと忙しくしている間に、私たちの食べ物を作ってくれる人々やシステムは消えようとしているのです。
人間のエゴで人工的に築いたものは、すべて「災害」で壊れていきます。そして「自然状態」へと帰っていきます。
つまり「災害」とは人間目線の言い方であり、地球から見たらおかしいものを元に戻すだけの役割なのかもしれません。

スマート農業を知らないのかね?
たしかに、今、スマート農業が政府や世の中の推しです。これで解決できる問題はたくさんあるでしょう。
でも、化石を使った化学肥料で作った食べ物はやはり人工食料なんですね。私たちは自然の食べ物を食べていきたいわけです。もし人工食料でよいのならば、サプリメントや点滴だけで生きていけるはずです。人工的な食べ物を食べていれば、菌(腸内細菌など)もそのようなものです。腸は第二の脳と言われることがありますが、反対に腸こそが第一の脳だと言う人さえもいます。そして、そんな人工的なものを食べた人間も人工的になっているというのが私の仮説です。
人工的と言えば『水槽につながれた脳』です。夢の中の経験は、実際に体を使わずに脳だけが経験していることです。それと同じように、脳だけを刺激して「体験」をすることができます。

人工的、非人間的と言えば、体を使うことをやめ、思考をすることをやめ、感覚を得ることをやめたロボット型と言えるのではないでしょうか。
つまり、
常識、宗教、スピリチュアル、陰謀論も洗脳?
こんな人が増えていると思いませんか?
戦後のGHQの3S政策(スクリーン、スポーツ、セックス)だけでなく、日本人の非人間化はもっと大掛かりに進んでいると思います。
それが常識や新興宗教だけでない、スピリチュアルや陰謀論と呼ばれているものにも及んでいると私は感じています。もちろん、それらのすべてではありません。すべての闇は光とともに訪れます。
でも、チャネリングを中心としたワクワク、キラキラしたお花畑系のスピリチュアルは思考が停止しているので波動が下がっています(もちろん、低いことはダメということではありません)。「目覚めた、覚醒体験をした、いや自分は非二元にまでなった」という人でさえも思考が停止していて人の苦しみに目を背けていて怯えています。つまり眠っています。
陰謀論系で言えば、すべてをビルゲイツなどの責任にして、あなた自身の力を奪う情報があふれています。闇はあなたの外側にあるととなえ、そのありもしない「闇」と闘うように仕向けます。
もちろん、この宇宙のストーリーには闇の「役割、役柄」はあります。でも、闇は光の一部なのです。

「陰と陽」の「陰」にたとえられる月ですが、月が光っているのは太陽光の反射です。つまり、闇とは光の反射なのです。何も戦う必要がなく、月明かりに助けられて夜道の散歩を楽しめるように、私たちも闇の中で楽しむことができるのです。いえ、闇だからこそ楽しめることがあるのです。私たちはそれを体験するためにこの時代とこの星(地球)を選んで生まれてきました。
まとめ
私たちはこれまでの間、自分達の欲に地球を合わせようとしてきました。それがために様々な資材、資源、施設、人の労働力が必要になりました。そして私たちは、そのシステムを維持するために忙しい思いをし、睡眠や大切な家族との時間を削り、我慢を重ねて苦しい生活を送ってきました。
でもそれをコロナやロシア・ウクライナ問題がストップをかけました。
本来の生き方は、私たちに地球を合わせるのではなく、地球に合わせた生活を私たちがすることが自然の摂理です。
そうした本来の生き方に戻ったとき、闇と呼ばれる人は役割を終えて消えていき、平等で喜びがあふれる世界を体験することができるでしょう。
闇とは私たち自身でもあり、私たち自身が闇を支えていると分かったら、陰と陽を統合し、誰とも何とも戦わない生き方を選択できます。そんな生き方が闇を「倒す」ことができる唯一の方法です。




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