
苦しみとは何でしょう。何かの出来事で辛くなる、苦しくなる。でも同じことに対して、苦しまない人もいる。
お釈迦さまはこの世を四苦八苦と言ったけれど、その出来事でさえ、苦しくない人もいる。

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ならば、苦しみとは、出来事そのものではなく、その出来事に対して苦しいと感じる心を持っていることと言える。
その心である限り、いつかは起きる【生老病死】に対して苦しむから、ずっと苦しいということになる。自分や家族、大切な存在の生老病死。
今は幸せだと感じていても。何か楽しいことでまぎらわしても、見ないふりをしているだけだから、いつかは苦しむし、心の中では泣いている。
何かを達成しても、成功しても、うまくいっても、苦しむ心を持っていたらそこは地獄。
1番苦しい時、最低最悪な時に同じことを言えるか、思えるかどうか。ワクワク、ポジティブ、ハイヤーセルフにつながるといったエンターテイメントスピリチュアルはたいていここで崩れてしまう。
中にはまだ何年もハイになっていて、何があっても何も感じない感覚麻痺の人もいるけれども、それも覚醒と共に変わっていく。
さぁ、苦しみの心から離れよう。悟ろう。苦しいのは、本質的には、政府のせいでも家族のせいでも仕事のせいでもなく、自分が自分に着せた鎧のせいなのだから。


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