喜怒哀楽を感じましょう。
そんな記事を前回書きました。
とhttps://siriusyouko.com/emotions-and-sorrows/
幸運な人、バランスよく本当に成功している人は、喜怒哀楽がしっかりあるものの、それに翻弄されず、快の範囲が広いのが特徴と言えますよね。ゆったりと構え、余裕があって、不動心を持つとも言えるでしょう。だからさらに幸運になり、成功していくようです。幸運のスパイラルですね!

さて、今回は、その喜怒哀楽を決めるものをお伝えします。
私たちには、生まれてから教えられた、様々な価値観があります。
常識、宗教、自己啓発、スピリチュアル、陰謀論etc.国、場所、所属している集団、仲間によっても大きく異なります。
そして私たちは、それを当たり前として育っていきます。でも中には、「なんかおかしいぞ」と気づいて、違う世界に出るかもしれません。
しかし、それまでは、それが「善」であり、「正しいこと」だと思っています。それが「信念バイアス」になっていることが多いのです。
その信念にしたがって、脳は快、不快を感じ、善か悪かの判断を左右します。

これは、宗教に入り、洗脳の結果、罪を犯してしまった人を見ればよく分かると思います。本人は、それが善だと思い、それが実行できたから、快を感じています。ところが、逮捕され、洗脳が解けてみると、全く違った判断に戻ります。そしてその瞬間、一気に「快」が「不快」に変わります。
宗教に限らず、こういう「信念」が快、不快を分け、行動も変えてしまうことがよく分かると思います。それほどまでに、信念は人の人生、周りの人の人生に大きく関わります。
「いやいや、私は宗教もスピリチュアルも自己啓発も陰謀論も知らないし、関わったことがないから大丈夫」という方もいるかもしれません。でもやっぱり生まれた環境、育った環境、友人、社会に出てから関わった人、動画サイトやS NSのインフルエンサー、フォローしている人などから、特定の価値観を受け取っています。

それが偏ったものではないのならいいのですが、偏ったもののほうが多いのが現状です。
少しインターネットで調べてみたら本当らしいと感じ、「真実」「正義」だと判断したら、脳は、それと同じ傾向の情報ばかりを集め出します(チェリーピッキング効果)。その範囲が「コンフォートゾーン(心地よい範囲、快の範囲)です。
そして、それ以外やそれに反するものを「間違い」だと思ってしまったり、正しく判断できなくなるので、不快に感じるようになります。人間にとっては、理解できない世界、未知の世界は怖いからです。こうして自分の中の二極化はどんどん開いていきます。

自分では気づかないうちに視野がとても狭くなっていくのです。視野が狭いということは、成功者とは反対の位置にいるということです。
ですが、脳は不快に感じることが嫌いなので、コンフォートゾーンから出ることを避けます。それが偏った道であろうとも。例えば、犯罪者がそれを正す人、正す情報を避け、嫌うのと同じです。
こうしてチェリーピッキング効果はどんどん強くなり、確固たる信念になって私たちの人生の行方を決めていきます。
初めはごくごく小さい違いだったのに、時間が経つごとに、いつのまにか道を踏み外してしまっていたことになかなか気づかないのは、こういうシステムなのだと脳科学や心理学は教えてくれます。

さて、ではどうしたら自分が誤った道に進んでいないかどうかに気づけるでしょうか。脳が正しい道に戻ることを避ける限り、私たちには修正の機会がないように思うかもしれません。
私の場合には、その機会があらゆるトラブルや災難でした。脳の自動ナビをやめさせるには、かなり強力な力が必要なのでしょう。命を落としかねない危ない状況もありました。
人は災難と書くように、自分に都合の悪いものを「災い」だとして排除しようとします。でも、それは、長期的に見ると正しい道に戻るために起きていることが多いのです。

大災害ならば多くの人命、動植物の命が失われます。そうならないように、もっと手前で私たちが気づけば災難は避けられます。
それには、常に自分の現在地を把握することです。現在地を確認するのだから、自分に都合のいいこともよくないこともすべてひっくるめて俯瞰することです。
地図には、すべての情報が書かれています。自分の目指す道も一生行かない道も含めて。でも、行かない道が見えるからこそ行く道も正確に見ることができます。

車のオートナビでナビゲーションを開始すると、ミクロ視点の景色だけが見え、正しいのか間違っているのかが確認できません。初めによく確認しないと、回り道をさせられているのか、もっと速い道があるのか、もっと安全な道があるのか、途中で交通障害が発生しているのかもわかりません。その場、その時になって気づくだけです。もうあとの祭りです。
確認するには俯瞰するしかないのです。
地図を縮小し、マクロ視点、大きな視点から途中で何度も確認することによって全体を把握できます。メタ認知が人気なのもいい傾向だと思います。

脳のオートナビでは、回り道をした結果、目的地へ到着する前に命が尽きてしまうことも多いです。
進もうとも思っていない道も見るとは、自分と反対意見の人の話を聞く、読むことに当たります。そうすることで、例えば家族、会社、国単位でどうしたらいいのが見えてくるのが俯瞰です。
ただし、脳は先ほども書いたとおり、自分の心地よい範囲、コンフォートゾーンから抜けることを恐れます。だから初めは勇気が必要です。

自分が正しいと思っていた道が間違っていたと認めることになるかもしれない勇気です。でもあなたの選択や考えは、あなた自身の価値を傷つけるものではありません。
どんな遠回りをしたとしても、間違った道だったとしても、大きな視座で見れば、それも正しい道であるとも言えるからです。
とは言え、人生は短い旅。いつ突然終わるかわかりません。
自分の信念を変える勇気さえ持てれば、快の範囲がどんどん広がります。イライラに乱されたり、脳のゴミと言われる思考がグルグルすることも減っていき、脳波も安定していきます。そして、本当の意味での幸福、幸運、正しい道を歩くことが始まるのです。
ただ、その勇気がなかなか出てこないんですけどね。成功談は脚色されていることが多いので、どちらかと言えば失敗談のほうが役に立つかもしれませんね。その後、起死回生したような方の。アウトゾーンを知っていれば、人生は何とかなっちゃうものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。いつでも皆さまの幸運を祈っています。またね!


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